発達障害児保育施設を開設

政治
l.mungunchimeg@montsame.gov.mn
2024-04-17 17:04:03

(ウランバートル市、2024年4月17日、国営モンツァメ通信社)モンゴルのオフナー・フレルスフ大統領が初の児童保護施設となる「ウヌルブル(大家族)」児童保護センターを訪問した。

大統領は、「ウヌルブル」児童保護センターの職員、教師、労働者、卒業生、現在、教育を受けている児童や子供たちに50周年を祝福し、彼らの幸せを祈った。政府から児童保護と発達における具体的な政策と決定を提案と実施し、今年、本部門への資金を前年比較して73%で増加させ、約140億トゥグルグに達成させたと表示した。

今後2~3年以内、発達障害児保育施設を開設する決定が可決され、要請される資金の特定の割合は来年度予算に組込まれるであろうと述べた。また、施設に必要な設備や家具を同センター職員に引き渡した。



1974年12月27日、孤児院学校附属幼稚園のクラスを第58幼稚園と合併させたのが「ウヌルブル」児童保護センターの基盤となった。過去50年間で1500人以上の子どもが保育され、現在144人の子どもが保育されている。

M.ウルジーチメグ館長が、「同センターは、子どもたちのリビングルームの他、図書館、病院、心理、コンピュータ、手工芸品、絵、スポーツクラブなど、子どもの発育、休息、自由時間を有効的に活用できる環境が成立された」と解説した。同氏は、児童保護施設や福祉センターで暮らす遺児と孤児を社会福祉年金や手当に含めること、また食料基準や基準引き上げに注意を払うよう求めた。フレルバータル・ボルガントヤ労働・社会福祉大臣は「将来、子どもたちが児童保護センターや福祉センターというより、可能な限り親と一緒に生活できるよう法的及びその他の環境や条件を整える目的ある」と述べた。

来年から、各郡村に児童と家族に社協職員を雇用し、子ども一人一人に保護及びリハビリテーションサービスを十分に届けると同時に児童保護サービスの資金源が明確になったと強調した。2024年9月1日より、児童保護法の施行が開始され、国会で家族法改正版が審議されている。内閣2024年の第121号決議により、「児童手当の支給に関する規則」が改正された。



従い、専門の児童保護センターで生活する子ども皆が口座を持ち、14歳及びそれ以上の歳の子供たちの収入の80%は銀行で貯金され、20%は日常生活で消費される。子供が16歳になると、本人に通帳が手渡される。



全国的に 児童保護センターが全29軒あり、子供900人以上が生活している。全センターのうち3軒は国家予算によって資金提供されており、26軒のセンターは国際機関や非政府機関、そして個々の国民による資金で運営されている。